ハチドリは鳥類の中で最も体が小さく20g程度で、中でも一番小さなハチドリは全長6cm、体重2g弱。一円玉二枚ほどの体重だそうです。

毎秒約55回、最高で約80回の高速ではばたき、
「ブンブン」 とハチと同様の羽音を立てるため、ハチドリ(蜂鳥)と名付けられました。

花の蜜を主食としていて、ホバリングで空中で静止しながら、花の中にクチバシをさしこみ、蜜を吸っています。


『ハチドリのひとしずく』という本があります。

森が火事になってしまい、動物たちが逃げ惑う中、ハチドリだけがその小さなクチバシに水を含み行ったり来たりして燃え上がる火の上に水を一滴ずつ落とします。

動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑います。ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました……。

ハチドリは森をこよなく愛していたのでしょう。
ハチドリの行ったことはとても小さなことでも、その中には大きな愛を感じます。
そしてハチドリは、初めに行う『勇気』を持っていました。動物たちの中でも水をかけたいと思った者もいたかもしれません。でも一番最初に手を挙げる勇気がなかった。

そんな時、ハチドリの行動を見てウサギが『やっぱり私も!』と水を運んだとします。そして、キツネも。そして、クマも。

今まで笑っていた者が、次々と水を汲み出したら、『もしかしたら、火を消せるかもしれない』という希望がみんなの心に湧いてきます。
そして、森中の動物たちがハチドリと同じことをしたら火を消し停めることがきっとできたでしょう…*

お話はとても短く、ハチドリが『私にできることをしているだけ』というところで終わっています。

そして『物語の続きを描くのはあなたです。』
と書いてあります。

………私にできること……

………いま、私にできること………